すやこらいふ

はたらく2児の母の試行錯誤メモ。

10年前の私の失敗談(前編)

 

年末頃に、音声プラットフォーム「Voicy」のハッシュタグ企画で「#10年前の私」(だったかな?)というのがあって、あるパーソナリティさんが10年前のご自身の失敗談を赤裸々に語っていて、「人の失敗話を聞くのって面白いな(いい意味で)」と感じました。自分にない経験談って、学びや発見があって興味深い。

なので、一般人の私が10年前の失敗談をここに投下しておくのもあながち無意味ではないのでは?と思い、振り返ってみることにしました。

私の10年前といえば2012年度で26歳、今いる会社に入社して2年目の頃でした。社歴が浅いとはいえ、社会人3年目。

あの頃の私は時間の使い方と仕事のやり方が壊滅的に下手でした。

その頃私は入社2年目にして部署異動があり、主に個人客を相手にする営業職をしていました。

それが、1件1件営業をかけて受注をもらう…というよりも、一気に数十件もの依頼がわーっと来るのでそれを1日に4~5件ずつアポを入れ(午前2件・午後2~3件とか)走り回って捌きまくる、みたいな状態で。

その日のアポが全て終わって夕方帰社し、定時以降は事務処理(アフター5とかいうのをほぼ体験したことがない)退社は平均21~22時くらいでしたかね。最終退社で職場のカギを持って帰ったり、終電で帰ることもありました。帰りにスーパーで半額になった惣菜を買って、帰宅して食べて、シャワー浴びて寝る。朝起きたら支度して出勤。そんな日々。

土曜日に休日出勤することも多々ありました。お客様宅に訪問することもあれば、溜まった事務処理を片付けるために出ることもしばしば…

(なんか書いてて当時の心境を思い出してちょっと具合悪くなってきた)

まぁ、今思えばもう少しアポの入れ方を工夫したりすればいくらか生活もラクになってたのではないかなと思います…。1日にMAXで入れられるだけアポを詰めないで、意図的に内勤のための時間を半日ブロックしておくとか。やりようはあったと思います。

あとは人に任せるのも下手でしたね。全部自分でやろうとしていた節があるので、もっと周りを巻き込んで、自分がやらなくても事が運ぶしくみを作れたらよかったな。

とはいえ社歴も浅かったので、そこまで考えが及びませんでした。
当時は上司もメンターも同じく忙殺されていて、同じく残業して、同じく休日出勤していました。うまく仕事を回すコツとかあんまり聞ける状況じゃなかった気がします。

まあ、そんなこんなで仕事がうまく回せずストレスを抱えていた20代。残業ばかりでお金は稼ぐものの大した使う暇もないので、なんとなくお金だけは貯まってきていました。

なので休日は躊躇なく外食し、「自分を癒す」という名目も込みで毎月のようにマツエクやネイルに通い、癒し&ダイエット目的でマッサージとかも通ったりしていました。

(当時、忙しく働いていたもののちょい太り気味なことに悩んでました。車の運転がメインなのと、ストレス過食、不規則な生活のせいでしょうね、今思えば。)

そんな中、ある日女友達とランチをする機会がありました。

その友人との会話で出てきたのが「ワンコインや無料で体験できるエステを巡るのにハマっている」という話。

それがきっかけで、その後私は20代最大のお金の失敗を経験します…(だいたい察しはつくかもしれないけど、後編へ続く!)