今日から保育園児達と私は年末年始休み、夫は今日まで仕事で、今日はワンオペ育児の日でした。
いや~しんどかった…一人で1歳5歳を見ながら大掃除なんかできるわけないし、今日はなるべくゆったり過ごそうと思っていたけれど、日常の家事をするだけで手一杯。
1歳児は危険行為を始めては私に止められて泣く、を繰り返し、泣きすぎて声枯れてました。
隙あらば兄妹げんかが勃発し、「○○するのやめなさい!!」と私も何度声を荒げたでしょう。喉が切れそうでした。
家事育児の合間に気晴らし…と思ってSNSを開けば、大掃除の投稿がやけに目に付く12月29日。「今日の大掃除はココをやってます!」「大掃除これだけやろう!」とか。
今の私にはそれすらできないよ…と思い、罪悪感のようなものを感じながらスマホを閉じました。
いや、ていうか何で大掃除できないくらいで罪悪感を感じなければならないんだろう?
そもそもなぜ我が国では年末に大掃除をする習慣があるのか───
その由来は、平安時代の宮中で行われていた神事「煤払い(すすはらい)」からきているとか。お正月の神様を迎えるために、失礼がないようにということで家の中を清めていたんですって。
もちろん、ピカピカになった家で気持ちよく新年を迎えたいというのもあるかもしれないですけどね。
いやしかしね…今日はワンオペだったけど、夫がいたとしても大掃除ははかどらなかっただろうなぁ。未就学児(特に0~2歳くらいの)がいたら無理じゃない?
ことあるごとに危ないことしたり、なんかこぼしたり、上の子とトラブルになったり、抱っこしろとか、うんちしたとか、あれを見せろとか、掃除用具を持ち去るとか、逆に汚すとか、そういう生き物ですよ(1歳半児の場合)
どう考えても、小さい子を育てる核家族世帯には忙しい年末にわざわざ大掃除するなんて物理的に無理です。だから、「ああ、今年も仕事や育児でてんやわんやで大掃除が間に合わなかった…」って落ち込むのやめましょう!?だって無理だもん。
中には小さい子を抱えながらしっかり大掃除やってる人もいるかもしれないけど、それが正しくて、それが標準だなんて思わなくていい。それは特殊な人です。
私も本来、掃除はやり始めるとトコトンやるタイプ(B型)で、時間があって障害がなければがっつりやってたと思います。
でも1歳と5歳がいる今は無理ですね。せめてあと2~3年経てば今よりも大掃除らしいことに取り組める気がします。(3人目がなければ)
下の子がもう少し成長するまでのあと数年は辛抱、それまでは大掃除は適当でいいじゃん。ぐらいの気持ちでいましょうよ。
どうしても、子が小さくても新年を迎える前に無理なく家をきれいにしたいなら、もう金の力で外注するしかないです。
でも今そんなお金ないよ、育休期間で収入もだいぶ減ったし…という我が家のような方。「今年はこことここだけはやる」とポイントを絞って、いつも着手できていない箇所だけ「やれたら」やりましょう。それが現実的ですよ。
ちなみにアメリカでは3~5月の春から初夏にかけて「Spring Cleaning」という大掃除シーズンがあるらしいですね。昔は薪や石炭を使っていたので冬の間に部屋に煤が溜まるため、暖かくなって暖房を使わなくなると窓を開けて大掃除していたとか。
めっちゃ理にかなってますよね~。
水まわり系は年末、ホコリや窓まわり系は春、と時期を決めてもいいかもですよね。なんにしてもいっぺんに全部やろうとするのが無理あるんですよ。忙しい現代人、昔の風習に合わせるとかやってられないんで、今のライフスタイルに合うやり方でやっていきましょうよ。
今日も無事子ども達を生かして1日過ごせただけで私はえらい。
もし私のように「あ~大掃除できなかったな」と落ち込んでる子持ちの誰かに、このブログを読んでもらって「あ、なんか開き直ってる人もいるじゃん」と気持ちが軽くなってもらえたらいいな。と思って書きました。
それではよいお年を!
参考文献: