すやこらいふ

はたらく2児の母の試行錯誤メモ。

夫が会社をやめてフリーランスになる件。妻の本音

夫は現在、情報システム系の会社に勤めて10年弱、役職もついています。

そんな夫が今年度いっぱいで退職することになりました。

辞めた後は別の会社へ転職する訳ではなく…フリーランスのエンジニアを志すようです。

どうしてそのような運びとなったのか、妻としてはどのような心境なのか、そして今後我が家はどうなってしまうのか…!?など書いてみようと思います。

なんか書いてたら長くなっちゃったので目次とか入れてみようかな…

 

 

辞める理由① やりたいことができた

今年のいつ頃からだったか、夫がNFTに興味を持ち始めたのが大きな変化でした。

ちなみに私は、NFTは興味は少しありつつもまだウォレットを作っただけで何も買ったことがない、ぐらいのレベルなんですが、夫はなんだかいつの間にやら積極的に売ったり買ったり色々やって、そういうコミュニティやプロジェクトに参加したり何やかんやして、遂にはそれ関連のエンジニア業で副収入を得るなどし始め…

「Web3エンジニアとしてやっていけるかもしれない!」という自信がついてきたみたいです。

他にも、元々YouTubeチャンネルを地味~に収益化したりとか色々やっているみたいなのですが、会社を辞めるに至った大きなきっかけはWeb3、NFTだと思われます。

 

辞める理由② 会社への不満

本人がよくこぼしていた不満+私も共感することですが、

上司が無慈悲

・仕事内容が面白くない

職場の雰囲気がよくない、新人が次々辞めてく

役職ついてる割に薄給(ボーナスも…)

半休や時間休の制度がなく、融通がきかない

・在宅でもできる仕事内容なのに「在宅勤務は週2回まで」という謎ルールあり

・自身や家族の体調不良など「自己都合で急に在宅勤務に切り替えるのは禁止」

・どんなに頑張って定時退社しても帰宅が19時過ぎ(そういう場所に住んでるから仕方ないけど)※子育て世帯的にはもう少し早く帰宅するのが理想

 

夫から日々話を聞く限り、長く続けてもいいことはなさそうな会社だなという印象。

私の勤めている会社はそのあたりの休みや在宅勤務への対応も柔軟なため非常に助かっていることもあり、夫の職場の対応にはもどかしさ?を感じてはいました…

 

辞める理由③ 家庭との両立

上記のように半休や時間休がないと、例えば子どもを病院に連れていってから登園させるとか、主に子ども関係の対応が非常にやりにくい。少し時間をもらえれば仕事もできるのに…

昔に比べたら残業が減ったとはいえ、夫自身、もう少し子どもと一緒にいる時間を増やしたいという思いがあるようです。

今現在のことだけでなく、「小学生になった子どもが、学校が終わったら家で親が待っていなかったら可哀想だなって。宿題とかも見てあげたいし」と数年後のことも夫は考えていました。

 

夫のお母さんは定年までフルタイム(+α)でバリバリ仕事していた忙しい人で、対してお父さんは夫が小学生のときに脱サラして(そういう血筋なのだろうか^^;)在宅していることが多かったようです。そういう家庭環境で育った経験から思うところもあるのかもしれません。

息子の発達障害のこともあるし、子どもと向き合う時間をなるべく作ろうという考えには私も賛成です。

 

夫が脱サラすることについて妻(私)はどう思っているか

賛成です。

まず、そんな会社早く辞めちゃえよと思ってます。

 

それと、もう十数年付き合ってきているので言えますが、彼の特性的に一つの組織に勤め続けるのは向いていない。

人と違うことを好んだり、色々なことに興味を持ってあれこれ手を出す多趣味な人間です。伝統を守るより、新しいことをやりたいタイプです。そして、ずっと家の中にこもっていることが苦にならない、どインドア派。在宅のフリーランスエンジニアの素質は十分ありそうです。

 

で、家族として一番心配なのは今後収入がどうなるのか問題。

私も安定して働いているとはいえ、時短勤務なので大黒柱という程は稼げません。

そこは夫も策(?)を練っているようで、最近フリーランスの仕事を斡旋してくれる会社数社と面談したりしているようです。夫の業務経歴やスキルからいくと仕事もあるみたいで、企業との契約の仕方によっては報酬面もあまり心配なさそう。

そういったところからの業務委託をメインにしつつ、やりたい新しいジャンルの仕事も広げていく、みたいな作戦のようです。

 

収入面は不安がないことはないけれど、今の会社にずっといるよりは何かしら良くなる可能性を秘めているし、他にも税金はどうなる、保険はどうなる、住宅ローンとか大丈夫?とか、今後どういう問題に直面するか予想すらできていないため不安といえば不安ですが、まあ単純に「新しいことにチャレンジする人間を近くで観察できる楽しみと期待」の方が大きいですかね…

 

これからもたまに夫の観察記録を書こうと思います(興味ある人がいようといまいと)